稲取の隠れた逸品、最高級の評価を得て老舗に取引されています。

伊豆稲取温泉は、新鮮な海の幸、稲取金目で
有名な温泉地ですが、実は隠れた名物があります。

地元にいると実感はありませんが、お客様目線では
かなり驚きの珍風景が稲取漁港の周辺に拡がって
いる様です。

画像



これが隠れた名産の天草(ところてん)の原料です。
老舗でもある虎屋羊羹の御用達でもあります。

手前は乾燥を終え天日干しした最終工程の物
奥側の赤い物は海から採取し、清水で洗い
不純物を手で取り除いた物なんです。



その昔、延宝年間に下田白浜村の藤井某が紀州
[和歌山県]から天草の付いた岩を船で運び伊豆
下田白浜海岸に投げ入れて付近一帯の海岸に
増やした物を伊豆稲取海岸沿いに転殖して次第に
繁殖させた物と伝えられています。

その当時の天草の取引値は稲取町が他の地域に
比べもっとも低く他町村の半値に過ぎませんでした。

どうやら天草の乾燥と天草干し場の選定がいけなか
った様です。一大奮起した当時の稲取の人達は向井
の浜[雛の館むかい庵周辺]の磯に木材でやぐらを組み
上面を平らにし竹で葦を編みその上に天草を広げる
方法を編み出しました。その結果価格と評判はうなぎ
のぼりになり高値で取引され現在に至っています。

当時と乾燥の仕方は異なりますが稲取産天草の乾燥に
おける不純物を徹底的に取り除く丁寧さは良質の天草を
市場に提供する稲取ならではの物です。

五月のとある日、伊豆稲取漁港周辺を散策すると
写真の様な風景に出合えるかも知れません。

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